Q,海外出張した時に病気になってしまったらどうなる?


A,海外療養費という健康保険の制度を活用し、現地で一旦全額を支払った後に相当額をキャッシュバックしてもらう制度になります。


健康保険に加入しているからといって、当然ですが海外で日本の保険証が使える訳ではありません。

 このような場合、現地で一旦全額支払った後に一定額が返還される海外療養費請求の制度というものが健康保険にはあります。しかし、海外での診療ということでいくつか注意点があります。

 最も大きな点が、日本の保険診療には全て点数がありその点数に応じて費用が決まり保険が適用されていますが、海外の診療には明確な点数基準がありません。海外療養費の支給基準は、日本国内における保険診療の範囲内での給付となりますので、日本国内において保険適用とされていない疾病(臓器移植等)や治療・処置は対象外となります。

つまり、これは保険外診療だ、との認定になれば、全額自己負担となってしまう恐れがあります。 その他にも、以下のような注意点を理解していく必要があります。 

なかなか、骨の折れる作業になります。

 

【 海外療養費の注意点 】

●支給基準は、日本国内における保険診療の範囲内での給付   

●支給額算定に用いる邦貨換算率は、支給決定日の外国為替換算率   

●領収書と診療内容書が外国語の場合、日本語翻訳文が必要になる

 

Copyright© 2012 志戸岡社会保険労務士事務所 All Rights Reserved.